メルカリとは?初心者でも安心!フリマアプリの基本を解説

メルカリとは?初心者でも安心!フリマアプリの基本を解説

「メルカリってどういうサービス?」
「安全に取引できるか不安…」

メルカリは、スマホひとつで誰でも簡単に不用品を売買できる日本最大のフリマアプリです。幅広い年齢層の方々が利用しています。

とはいえ、初めて使う方にとっては、安全に取引できるか判断できない未知なサービスに思えてしまうでしょう。

実際、出品時に不明点や疑問が発生し、解決できずに利用を諦めてしまう方は多く見られます。

本記事では、メルカリ初心者に向けて、メルカリの特徴・取引の流れ・メリット・デメリット・利用前の注意点を解説します。

メルカリで不用品をお金に変えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

メルカリとは|サービスの特徴を解説

メルカリイメージ

メルカリとは、日本最大のフリマサービです。スマートフォンやパソコンがあれば誰でも簡単に利用できます。

不用品が売れた時点で売上金から10%の手数料を支払う仕組みとなっているため、基本的に無料で使える点が特徴です。

アカウント登録や基本的な利用が無料

メルカリで売り買いするためには、アカウント登録が必要です。登録は無料で、4つの方法から選択できます。

  • Appleでサインイン
  • Facebookで登録
  • Googleで登録
  • メールアドレスで登録

登録の手続きはシンプルです。登録料や年会費は一切かからないため、気軽に利用を開始できます。

売上金にかかる手数料は10%

メルカリ側に支払うのは、商品が購入されたときの売上金に対する10%の手数料のみです。

商品の閲覧・出品・購入など、基本的な利用に対して使用料は発生しません。

商品を出品するだけでは料金が発生しないため「試しに出品してみようかな」のように、気軽に利用できる点が特徴です。

利用者数が日本最大で売れやすい

メルカリは、月間利用者数が2,200万人を超える、日本最大級のフリマアプリです。(2023年10月時点)

利用している年齢層は20代から50代までと幅広く、割合も均等なのが特徴です。

利用者数が多く、年齢の幅も広いため、自分の出品したものが売れる可能性も高くなります。

事実、メルカリ株式会社の情報によると、2022年には1秒に7.9個の品が売れていると分かっています。

引用:メルカリ公式サイト

【4ステップ】メルカリで売買する流れ

出品準備

メルカリを利用して不用品を売る流れは、以下のとおりです。

  1. 商品を出品
  2. 商品を発送
  3. 双方の評価を入力
  4. 売上金が入金

メルカリでは、アプリが分かりやすくガイドしてくれるため、初めての方でもスムーズに売買が行えます。

1.商品を出品

商品を出品する手順は、以下のとおりです。

  1. 商品を撮影
  2. 商品の説明を登録
  3. 配送方法を設定

まず、売りたい品を撮影し、状態や特徴を詳しく記入します。

商品の欠点やデメリットも漏れなく記入したほうが、購入者とのトラブルリスクが減少します。

配送方法も忘れずに設定しましょう。どの配送方法を選べばいいか分からない場合は「未定」にするのがおすすめです。

2.商品の発送

商品が購入されたら、商品を発送しましょう。

細かな手順は配送方法によって異なるため、本記事では「らくらくメルカリ便」を利用した場合で解説します。

  1. 配送方法を選択
  2. ナビゲーションに従って手続き
  3. バーコードの発行
  4. 発送場所でバーコードを提示し、送り状をもらう
  5. 送り状を商品に貼って発送
  6. 商品を発送が完了したボタンを押す(アプリ内)

メルカリでは、ホーム画面の通知アイコンから、出品者が次にやるべき行動が指示されます。

「次に何をすればいいんだっけ?」「やり残したことはないかな?」という不安がない点が、メルカリの特徴です。

3.双方の評価を入力

商品を発送したあとの流れは、以下のとおりです。

  1. 商品が到着
  2. 購入者が発送者の評価を登録
  3. 発送者が購入者の評価を登録
  4. 売上金が入金される

商品が到着したら、購入者が「良かった」「悪かった」の評価を入れてくれます。

出品側も、購入者に対して評価を入れ、取引は完了です。双方が評価を入れなければ、売上金が反映されません。

4.売上金が入金

評価が完了すると、売上金がメルペイとして入金されます。

メルペイとは、コンビニや飲食店など、全国の加盟店で支払いに利用できる便利な電子マネーです。

ID決済としても使えるため、ほぼ現金として利用可能です。

メルペイを銀行振込で受け取る方法もありますが、200円前後の手数料が発生します。

メルカリで不用品を売る3つのメリット

メルカリメリット

メルカリを利用するメリットは、以下のとおりです。

  • 意外に何でも売れる
  • 匿名で発送できる
  • カスタマーサポートが優秀

メルカリでは、どのような不用品も売れる可能性があります。

また、カスタマーサポートが優秀なため、トラブル時も不安なく取引できるのがメリットです。

意外に何でも売れる

メルカリでは、思わぬものが売れるケースが多々あります。

例えば、普段は捨ててしまうキッチンペーパーの芯は、子どもの自由工作の材料として人気です。

筆者の知人は、スーパーでもらった無料のエコバッグを出品し、売却できて驚いていました。

メルカリには予想外の需要が隠れているため、自分がゴミだと思っているものも、あっという間に売れるケースはよく見られます。

匿名で発送できる

メルカリの配送方法には「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」のように、匿名配送に対応しているものがあります。

2つの配送方法を利用すれば、発送者(出品者)と購入者の個人情報が、双方に開示されません。

個人情報が漏れてしまう心配がないため、プライバシーを重視したい方にもおすすめです。

カスタマーサポートが優秀

メルカリのカスタマーサポートは、24時間365日対応しています。

取引相手と連絡が取れない場合や、理不尽なクレームを受けた場合でも、メルカリのカスタマーサポートに相談可能です。

万が一トラブルが発生した際、迅速に対応してもらえるのがメルカリのメリットです。

メルカリで不用品を売る4つのデメリット

メルカリは便利なサービスですが、デメリットも存在します。

  • 出品できない商品がある
  • フリマアプリのなかでは手数料が高い
  • 値下げ交渉が多い
  • 出品に手間がかかる

以降では、デメリットの詳細や対策方法も紹介していきます。

出品できない商品がある

メルカリでは、ガイドラインに違反する商品や、メルカリが不適切と判断した商品の出品が禁止されています。

以下の商品は、出品が禁止されているジャンルの一例です。

  • 現金・金券・カード類
  • ダウンロードコンテンツ
  • アダルト関連…など

禁止商品を出品した場合、アカウント停止などのペナルティを受ける可能性があります。

不用品を出品する際は、前もって規約を確認しておきましょう。

引用:メルカリ「禁止されている出品物

フリマアプリのなかでは手数料が高い

メルカリの手数料は10%となっており、他のフリマアプリと比較するとやや高めです。

フリマアプリ手数料
メルカリ10%
Yahoo!フリマ5%
ラクマ4.5〜10%

例えば、1,000円で商品が売れた場合、メルカリの手数料は100円となります。

送料は出品者が負担するケースが多いため、手元に残る金額はさらに少なくなるでしょう。

とはいえ、大幅に手数料が高いわけではありません。

他のフリマアプリと比較して利用者が多く売れやすいため、不用品をすぐに現金化できるメリットと天秤にかけた場合、大きなマイナスポイントとは言えないでしょう。

値下げ交渉が多い

メルカリ自体の欠点ではありませんが、購入者から値下げ交渉を受けるケースはよくあります。

必ずしも値下げに応じる必要はなく、どのように対応するかは、出品者次第です。

しかし、メッセージを無視するのはおすすめしません。

ほかの購入者に「取引中なのかな」と勘違いされ、売買が成立しにくくなる可能性があるためです。

値下げに応じない場合は、以下のように丁寧な対応をするのがおすすめです。

「申し訳ありません。精一杯の価格で設定しているため、値下げは考えておりません。よろしくお願い致します。」

出品に手間がかかる

フリマアプリでは個人での不用品の販売を行うため、出品に多少手間がかかります。

  • 写真撮影や説明文の記載などの出品作業
  • 購入者とのやり取り
  • 梱包などの発送手続き

手間がかかる代わりに販売額が高くなる傾向があるのはメリットですが、手間をかけずに不用品を売りたい方には、店頭買取や宅配買取の利用もオススメです。

オススメの買い取りサービスについては以下の記事で解説しています。

メルカリで失敗しないためのポイント

メルカリポイント

メルカリを利用する前に、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 商品の説明は細かく記入する
  • 出品前に梱包してみる

余計な出費の防止やトラブル回避に効果的です。

商品の説明は細かく記入する

商品の説明は、できるだけ詳しく記入しましょう。特に、傷や汚れの状態については、ありのままを記載するのが大切です。

説明が不足している場合、購入者から「商品説明と違う」といったクレームを受ける場合があります。

購入者側の不満につながる可能性がある項目は、出品時に写真で掲載し、説明文にも詳しく記載すると、クレームに発展するリスクが少なくなります。

出品前に梱包してみる

送料で損をしないためには、商品を出品する前に、実際に梱包してみるのが大切です。

特に、ネコポスなどのコンパクトな配送方法を利用する予定のときは、商品がぴったり収まるか試しておきましょう。

出品前に梱包しなかった場合、いざ発送となった時にサイズオーバーしてしまい、送料が高くなるケースがあります。

「売上金と送料を差し引いたら手元にほとんど残らなかった」という失敗例も実際にあるため、事前の梱包は大切です。

【Q&A】メルカリに関してよくある質問

メルカリの利用に関してよくある質問をまとめました。

  • Q.売上に税金はかかりますか?
  • Q.送料は出品者が負担したほうがいいですか?

ひとつずつ回答します。

Q.売上に税金はかかりますか?

A.基本的に税金は発生しません。

しかし、年間の売上金額が20万円を超えた場合は確定申告が必要となり、税金がかかる可能性があります。

確定申告が必要かは、個々の状況によって異なるため、最寄りの税務署に相談するのが確実です。

Q.送料は出品者が負担したほうがいいですか?

A.送料を負担したほうが売れやすいと言われています。

送料込みの価格で出品したほうが、購入者にとって価格が分かりやすく、購入のハードルが低くなるためです。

メルカリには送料が安い配送方法も多数用意されているため、出品者が負担しても売上が残りやすくなっています。

まとめ:メルカリとは個人同士が簡単に売買できるサービス

メルカリイメージまとめ

メルカリとは、スマートフォンひとつで誰でも簡単に商品を出品・購入できるサービスです。

服・本・ゲーム・家電など、さまざまなものが取引されています。

配送方法によっては匿名で発送できるため、住所や氏名などの個人情報を他人に教えたくない方も安心して利用できます。

また、アプリが取引の流れをサポートしてくれるため、初めての方でもスムーズに売買できるのがメリットです。

基本的に無料で利用可能です。不用品をお持ちの方は、お試し感覚で出品してみてはいかがでしょうか。